— 2025大阪・関西万博リアルストーリーズ —
2025年、夢洲。大屋根リングの下、158の国と地域が集まった。
地元大阪の夫婦、東京から来たカップル、名古屋からの日帰り2人組——
それぞれの万博の一日を、あの場所とあの味と共に。
渡辺健二、43歳、吹田市在住
「4,000円か……」と呟いた健二が、UAE館のナツメヤシの柱の前で言葉を失うまで。 地元大阪の夫婦と娘が過ごした、七月の晴れた平日。
Story 02田中悠・木村彩、東京・世田谷から
イタリア館の整理券は2ヶ月前に終わっていた。 でもフランス館の白いドレスの部屋で、彩はしばらく動けなかった。 東京カップルの、大阪二日間。
Story 03後藤麻衣・伊藤香織、名古屋から
7時のぞみ乗車、17時の新幹線で帰る。 子どもを預けて来た38歳2人が、「静けさの森」のベンチで語り合った午後のこと。